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昨日、既に契約締結済みの中古アパートの現地にて、アパート隣地の所有者様にご協力いただき、土地境界標の確認作業を行いました。
先月、売買契約をした段階で確認出来ていた境界標の状況はこちら。
こちらの地積測量図上では、右側の境界標はしっかり確認できる状況でしたが、左側の境界標は土に埋まった至り、設置物で隠れて見えなくなっていました。
隣地の方となかなか連絡が付かず、契約時点では上記の写真の状況を買主様にご説明し、原則は法務局備付の地積測量図を境界標の根拠資料として契約いただいておりました。
とはいえ、“スコップで掘れば境界標(石やプレート)出てくるだろうなぁ” という状況でしたので、隣地所有者の方とようやく連絡が付き、お立合いのもと私がスコップでザクっといったところ…
図で言うところの左側の境界標(石とプレート)がすぐ出てきました。
土地取引を行う場合、
隣接地の所有者間で境界に関ししっかり確認が取れ、書面でその確認事項が残されているか
越境等の問題がないか
といった内容の確認が非常に重要になります。
取引後、最もトラブルにつながりやすい問題だからです。
隣地の方が協力的な方で助かりました。
現地確認はこれで一通り完了、今後は買主様の法人設立、融資申し込み等で大忙しです。