新築アパートの建物完成立会



先日行った新築アパートの建物完成立会での補修指摘箇所

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先月末、今月とお客様にご購入いただいた新築アパートの建物完成・引渡しが重なり、お引渡し前の建物完成立会を立て続けに行いました。

新築アパートの売主業者の担当者さん、工事を委託している工務店の現場監督さん、ご購入いただいているお客様と我々営業担当者が立会い、工務店さんからは建物設備等の説明、お客様と我々で建物の仕上がり具合等をチェックし、補修等の必要な個所について指摘して冒頭の写真のようにマスキングテープを張っていきます。

仕上がり状況は現場によって様々ですが、良い仕上げをしていたり、指摘事項への対応、補修対応のしっかりした業者さんに対しては、また次もその業者さんの物件をご紹介しようと思うものです。

正直なところ、細かなクロスの傷等については
“賃借人が入居したら、すぐに傷を付けるから…” くらいの感覚で、あまり細かいところまで指摘しないようにしていますが、

特に私は立ち合いを行った際に
・実際に給排水に水を流し、水漏れがないか
・換気扇等の設備は通常に機能しているか
・窓、クローゼット等の開閉はスムーズに行えるか

上記の点を注意して確認するようにしています。

8月末に引渡しを行ったアパートでのこと、
私が点検口を開けて床下を覗いたところ、基礎部分に水が溜まっておりましたので

“給排水管でどこか水漏れしてませんか?”

と現場監督に質問したところ、監督さんからの回答は

“配管の圧力検査は完了しているので、その水は溜まっていた雨水だと思う”

との回答でした。

“雨水っておかしいな…”

と感じ、洗面台の水道蛇口を開いて水を流したところ…
床下にダイレクトに水が流れてくるではありませんか!

床下に潜って確認してみたところ…

そりゃ、水溜まりますよ… 配管つながってないんだから(笑)

まぁ、こんなことはレアケースですが、賃借人が入居してから気付いたのでは、それこそ事故ですので、事故を未然に防ぐことがプロとして重要になります。

私、民間資格ではありますが、日本ホームインスペクターズ協会の認定会員でもありますので、建物完成立会の際はコンサルタントから鬼の検査人?に変身します(笑)

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