休みの日は物件調査に限る




不動産ランキング
 本日、会社はお休みですが、最近売却をご依頼いただき、既に来週には契約予定になっている区分ワンルームマンション3戸の物件調査のため、横浜の役所関係を回りました。

一番上の写真は用途地域や様々な制限、建築基準法上の道路種別等が検索できる機械(通称「マッピー」)、ネットでも調査できますが、重要事項説明書への添付資料にする書類となると、やはり建築局等でカラーコピーのものを印刷した方が見栄え良しです。(1枚印刷に150円も掛かります。)

それにしても、建物の建築確認関係の調査で行った横浜市建築局(2番めの写真)は本日激混みでした。
4時過ぎに到着して3戸分の建築確認概要書申請、建築確認申請台帳記載事項証明書の取得、マッピーの関連事項のプリントアウトを行うとなると間に合うかな…と思いましたが、そこは勝手知りたる場所、予約番号だけ先に取って該当資料をかき集め、自分の番が来たときにカウンターに資料を置いて口頭で申請しながら資料が出てくる間に申請書を書く、という荒業を使い17:15までに滑り込み完了しました。

不動産売買の仲介を行う営業マンとして、この「物件調査」は決して侮ってはいけません
大手の仲介業者さんだと、物件調査は専門スタッフに依頼する…なんて分業制を引いているところも多くなりましたが、それでは営業マンに不動産を見る目は育ちません。

自分で重要事項説明書を読む場合であれば特に、まず自分で物件調査をして重要事項説明書を作成し、調査もれがある部分、説明が不十分な部分等の再調査を行う、それでようやく完成した重要事項説明書を買主様にご説明する、この繰り返しが不動産を見る目を養います。

私自身、不動産売買仲介の仕事に携わってすでに15年超、数え切れない件数の調査を行ってきましたので、調査能力に関しては業界トップクラスだという自信はあります。

今回は区分マンションですので調査項目もそれほど多くありませんが、複数棟の一戸建て用地、マンション建設用地等を業者さんに卸す際なのでは、県立図書館等で何十年も前の住宅地図を取得して地歴を調べたり、公開されている近隣地域の地盤調査データを入手したりなどもします。
そこまで調査して、プロとして対象不動産のリスクを確認し、それを買主様に説明する。
それが仲介者の仕事です。

この不動産調査の作業はなんといっても休日に行うに限ります。
いろいろ調べていると、気になるところがドンドン出てきて、追加追加で調査をしますので、後の予定を気にしなくてすむ休日が打ってつけです。
また、お客様に会うわけではないので、こんなカッコで気楽に動けます。

特に今日みたいな不安定な天気の中で、スーツなんか着て調査なんてやってられません。

さて、重要事項説明書を作成するための調査は一通り終わりました。
重説の作成は明日やりますか…
この作業も他の予定が入らず、電話等も掛かってこない休日に集中してするに限ります。
いつ休むんだよ…

人気ブログランキング始めました。愛のポチリをお願いします。

不動産ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする