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私事で恐縮ですが、3月下旬くらいから歯の治療のため、自宅近くの歯科医院に週一で通院しておりました。
神奈川でも1・2を争う大手歯科医院で設備は申し分ないのですが…
かれこれ15年近く通院し、定期的に検診も行っていましたが、通院している間に『担当医』と名乗る先生が3人くらいは入れ替わりました。
大体、この手の歯科医院は開業歯科医院の息子が勉強のために数年務めて、数年で親の歯科医院に戻るというパターン多し
ここ2年くらい担当になっていた先生も、正直パッとしませんでしたが、検診だけのお付き合いだったので問題なしだったのですが…
3月下旬の定期検診で歯茎に腫れがあり、その治療をここ数ヶ月行っていましたが、治療後の説明内容がコロコロ変わり、イマイチ信用できない状況が続いていました。
担当医いわく「薬の投与で炎症も治まったので、歯型をとってセラミックのかぶせものができたら治療完了」という状況になり、かぶせものが出来るまで2週間ほど仮歯をかぶせて待っていたら…
見事に炎症が再発しました！
治療完了予定で予約を取っていた日に担当医に炎症が再発したことを伝え、説明を求めても、返ってくる答えはシドロモドロ…
挙句に「これはもう治らないので、歯を抜いてインプラント治療になります。」的な話に…
予想通りの展開でしたので、落ち着いて話は聞いていましたが、担当医の話を一通り聞いた後で、その日は何も決めずに帰宅しました。
そして数日後、個人的にお付き合いのあった開業歯科医の先生に連絡を取り、事情を説明して診察をしてもらうことになりました。
検査の結果、歯の根っこの部分に亀裂が入っている可能性が高く、そのため薬が切れるとその部分が炎症してしまう可能性が高いとのことでした。
確かに、そんな話も前の歯科医院の担当医もしていましたが、説明が二転三転し、治療が完了したと言ったかと思えば再発。
私の知り合いの先生は、歯の根っこに亀裂が入っている可能性がある原因までしっかり説明してくれました。
その原因は『筋トレ』
私は週一で必ずスポーツジムに通い、ウェイトトレーニングをしています。
その時、必然的に思いっきり歯をくいしばります。
神経を抜いた治療後の歯がある場合、歯が欠けてしまったり、根っこに亀裂が入ってしまうケースが多いそうです。
理由を聞いて納得しました。
この知り合いの歯科医の先生は、私がボクシングジムトレーナー時代にジムに練習生として通ってくれていた方で、選手の試合用マウスピースをいつも作ってもらっていた、スポーツ・格闘技に精通した先生です。
前の病院のお坊ちゃま担当医と単純に比較するのはかわいそうな部分もありますが、同じ歯科医として説得力に天と地の差があります。
今後は知り合いの先生に治療を進めてもらいますが、
家から電車・バスを乗り継いで一時間弱…通院がツライ
最終的な結果は、前の歯科医院での結果と結局変わらない可能性の方が高いでしょう。
でも、あのままインプラント治療を進める気には全くなりませんでしたし、
どうせ同じ治療をするのなら、信頼のおける先生に行ってもらいたい。
人間心理なんてそんなもんだと思います。
長々となりましたが、翻って自分の仕事に当てはめてみたときに、
何千万、時には億越えの不動産という商品を取り扱っている自分は、
お客様に十分納得していただける説明が出来ているだろうか。
そんなことを考えさせられる出来事でした。
歯の治療はまだまだ続きます…