凄腕仲介営業マン


ブログの内容とは全く関係ない、私の昨日のランチ。
知る人ぞ知る横浜人気ジャンクフード、バーグのスタミナカレー

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本日、私が売主様側の仲介を行い、販売活動を行っている物件に1件の購入申し込みが入りました。

売出金額に対しての申込金額、融資を使わず現金購入である点、契約・引渡しまでの期間…等、条件的には非の打ちどころの無い内容だったのですが、一点気になるところは…

買主様および買主様側仲介業者が海外の方(海外資本の仲介会社)であるということ

業界歴21年目の自称ベテラン戦士なのですが、海外居住の外国人の方が買主様という取引は実はこれまで経験がありません。
(海外居住の外国人もしくは日本人の方の日本の不動産の売却であれば何度も経験あります。)

これまで、何度か海外居住の外国人の方から私が販売担当をしている物件に購入申し込みをいただいたことはありましたが、最終的に成約に結び付いたことはありませんでした。

その最大の原因は “窓口となる買主側仲介業者が信用できなかった” ということ。
日本の不動産取引慣行を理解しているかどうかも半信半疑だったり、そもそも日本語理解してるの…
という感じの仲介業者ばかり(日本の超大手でも)でしたので、売主様のリスクヘッジを考えて、あえて取引をしない状況が続いていました。

今回、お申し込みをいただいた仲介業者さんは、取引経験は無いものの、業界内ではよく聞く名前の業者さんでしたので、まずは私の業界内の知り合いの中でその国の不動産事情に最も精通するO社長にどんな会社かヒアリングしてみました。
(O社長、お忙しいところ有難うございました。)

O社長から
“日本で言うところの東〇リ〇ブルとエ〇ブルを足して2で割ったような、国内最大手の会社で、日本進出してからも5年超経過する、安心して取引できる会社ですよ。”
と返答いただき、その時点で私も期待を持って先方に連絡しました。

とは言え、担当者の営業マンは名前からして明らかに買主様と同国出身の方、私からの詳細内容のヒアリング、今後の手続きの打ち合わせに対してどのような対応になるのか、多少の不安はありましたが…

電話口に現われた担当営業マンは巧みな日本語を操り、日本の不動産取引慣行を熟知し、お客様の状況・渡航スケジュール・資金の流れ…等を完璧に把握している超腕利き営業マンでした。

2度の電話のやり取りと1度のメールのやり取りで契約日・決済日・資金の流れ…等の諸条件がほぼ確定でき、あとは粛々とその打ち合わせ内容に沿って進めていくだけ…という状況に。

20年超、この仕事をしていますが、購入の申し込みをいただいてから契約・決済までの話がここまでスムーズに進むケースは滅多にありません。
20年の中でもベスト5に入ります。

その窓口になっている営業マンが、海外出身の人間で、母国語も当然ネイティブに操り買主様と商談をして、日本の売主側エージェントともネイティブ同然、いやそれ以上の商談をする。

ただただ関心すると同時に、正直 “こんなスーパープレーヤーにはかなわないな…” と感じている自分がいました。
歳はとりたくないものです…

今回は共同仲介の立場、彼らもまだまだ日本の不動産の物件情報仕入ルートは限られたものでしょうから、今回の取引をキッカケに弊社のお客様と良質な海外投資家様との橋渡しが今後できれば…

まずは確実な契約に向けて、明日以降契約書等ドラフト作成です。

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