本日、ご売却をご依頼いただいたマンションの新築分譲時間取り図
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本日、投資コンサルでもお取引いただいておりますお客様より、ご自宅マンション売却のご依頼をいただきました。
いやぁ~、実際に購入された方がお住まいになるという「実需」のマンション売却専任媒介をいただくの、記録を遡ってみると約1年半ぶりてした…
とはいえ、自分で言うのもなんですが、全く錆び付いてないですね、専任媒介契約取得の技術が(笑)
私の職務キャリアをご存じない方はこちらをごらんください。
居住用のマンションを売却する場合、好条件で売り抜くための要素がいくつもあります。
まず、このマンションは平成8年2月に建築された物件(築21年)ですが、販売対象住戸内は新築時から室内リフォームを行っておりません。
築20年を超えてくると、居住者の使い方にもよりますが、室内にだいぶ “くたびれた感” が感じられるようになり、洗面室や浴室に段差があったりと、今の新築と比べると “一昔前の造り” になってきます。
「クロスの貼替え等の軽微なリフォームでそのまま住める」or「水周りの交換等、ほぼフルリフォームをしないとこのままでは住めない。」
この2つの選択の分かれ目の築年数がおおよそ築25年~30年ではないかと思います。
21年という築年数は、実需の分譲マンションをあまり手を加えずに高値で売り抜こうとするにはギリな築年数です。
また、売り出しをするタイミングで、そのエリアに競合となる似たような商品が多く出ている場合、いくら売却対象のマンションに商品力があっても高値で売り抜くことは難しくなります。
現時点での有明1丁目が典型的な例ですが、平成20~22年くらいに完成したタワーマンションが数多くあるエリアで、物件自体はグレード感の高い物件が多いですが、同じマンション内で30戸近く中古売出し物件が出ていたのではまともな中古市場は形成されず、余程割安感のあるもの以外は販売期間が1年以上経っても売れない、という状況になっています。
その点、今回売却をお預かりしたマンションの周辺エリアでは、極端に狭い投資用マンションか、極端に築年数が新しく割高な中古マンションの売出し事例ばかりという状況になっており、競合となるような商品が今のところ見当たりません。
この市況でタイムリーにエリア内での売れ筋商品であるコンパクトな3LDKで、築21年とギリギリそのまま住めるか…という状態のお部屋を小慣れた2,000万円台中盤~後半という価格帯で市場に出す、高値で売れるチャンスを狙うには打ってつけの状況です。
元々はご所有の区分ワンルームマンションのご売却依頼をいただいていたお客様でしたが、
(昨日のブログで紹介した3件のマンションのうちの1件です。)
上記のような情報を調査し、お客様のご事情も踏まえたうえでご自宅マンション売却もご提案したところ、すっかり乗り気になっていただけました。
絶対に “あのタイミングで自宅マンションを売却してよかった” と今後の人生で感じていただけるよう、実際の販売活動はこれからですから必ず良い結果をご提供します。