街の不動産屋はなぜつぶれないのか


本日、売却査定で現地確認した一戸建ての私道入口部分(本文とは一切関係ありません。)

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前回ブログの最後でちょっと触れた話を…

コンビニ店舗数より多いかも…というくらい数のある不動産業者数。
どこの駅に降りても、必ず駅前には何件かの不動産屋さんが店を構えていますが、そんな中で
“この店、いつも暇そうだけど、よくつぶれず続いてるよなぁ~”
と感じるお店も多くあると思いますが…

結構、その手の町場の不動産屋さんって見た目と実態が違うことが多いのです。

「この街でウン十年」的な看板を掲げ、家族経営している感じの不動産屋さんの安定した収益源は『駐車場管理の管理料』という場合が多いです。
どんな街にも必ず多くの駐車場がありますが、非常に地域性も高く、単価も低いため、大手不動産業者はこの分野に参入してくることはありません。

たまに月極駐車場の一部が時間貸し駐車場やシェアカーステーションになっていたりしますが、この場合も管理業者さんには紹介料等が入りますので、結構おいしいのです。

駐車場の土地を持っている地主さんは資産運用・相続税対策等の目的で頻繁に不動産売買をする方も多く、その際には御抱えの不動産屋的な感じで仲介を任されたり、地主さんのところに相続でも発生しようものなら、駐車場をマンションデベロッパーや建売屋さんに売って資金化するなんてこともあり、そんな取引が数年に1件でもあれば、それで十分潤います。

また、売買の営業は社長さん一人がやっている、なんて街場の不動産会社さんも多くあります。
その手の会社は、お店番兼賃貸営業的なスタッフを1~2人雇っているケースが多く、傍から見たら “細々と賃貸だけやっている” ようにしか見えないですが、売り上げの殆どは社長が仕入れてくる建売案件で、用地を仕入れて建築は工務店に丸投げし、年間5~10棟くらい建売住宅を分譲している、なんて街場の不動産屋さんはゴロゴロと存在します。

店舗も華美なものではないですし、人件費もパートさん1~2人ですし、この手の不動産屋さんが実は一番 “時間もお金も余裕がある” 人達かもしれません。
仕事も早く終わって夜の繁華街に繰り出すことも多く、休みの日にはゴルフ三昧…
なんて社長さん、本当に多いですね。

私も1年ちょっと前にボクシングジムトレーナーは卒業しましたので、お付き合いでそろそろゴルフは始めないと…
絶対にハマる自信があります。

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