O様との15年に及ぶお取り引き③


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第1回

O様との15年に及ぶお取引①
1回目のブログは最初の新築マンション購入の経緯をご紹介。
第2回
O様との15年に及ぶお取引②
前回のブログの第2弾、O様とのお取引の思い出話です。
(最終回)
 都内のマンションへのお住み替えが完了して以降、しばらくはO様からご連絡をいただくことはありませんでしたが、10年超が経過した2016年くらいからO様より再度お住み替えに関してのお問い合わせをいただくようになりました。

今回のお問い合わせの趣旨は“近い将来に再度住み替えをすることを考えているのだが、今のマンションが大体どれくらいで売却できるか把握しておきたい” というザックリとしたもの。

良いタイミングで良い物件を購入されているので、中古での売却可能金額が新築時の購入価格を上回り、いざお住み替えをしようとなればいつでも出来る…
という条件なのですが、お住み替えプランになかなか具体性が出てこないという状況が続きます。

そんな状況が続く中、私も会社の清算、CFネッツへ転職等と状況が変わり、O様と久しぶりにお会いして現状のご相談をしましょう、となった訳です。

O様に銀座のオフィスにお越しいただき、10数年ぶりにじっくり膝付き合わせてのご相談を行うことで、ここ数年なかなか事が進まなかった問題の根本が見えてきました。

これまでのO様とのお取り引きには、それを成就させるうえでハッキリとした目的がありました。
1番初めのマンション購入は “実家から独立する”
2度目のマンション買い替えは “生活の拠点を都内に戻す”

しかし、今回ご相談いただいている状況では以前のようなハッキリとした目的が存在せず、“これからの老後に向けた不安要素を解消し、どのような生き方をしていくべきなのか…” ということを方向付けしていきたいという趣旨だったのです。

O様とご相談をしていて、
“「不動産投資をまずは初めてみたい」とご相談に来られるお客様と同じような状況だ”
とハッと感じました。

住宅営業をしていた時の私であれば、今回のO様からのご相談を受けた場合、「目的がハッキリしてからご相談ください。」という返答になっていたかもしれません。

素晴らしいことに、O様は現在ご所有の都内所在のマンションの残債をほぼ返済されているので十分な担保余力のある優良資産をお持ちということになる。
その優良資産を今の時点で売却してしまうよりも、それをより有効に活用して将来不安を和らげ、今後の選択肢を広げていけるご提案が今後できるのではないか。

当日のご相談では、具体的な選択肢のご提案まで進みませんでしたが、今後お話を進めていくうえで新たな気付きが生まれたご相談となりました。

取り急ぎ、7月29日開催予定の私の講師デビューセミナーのご予約はガッチリいただきました。
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宣伝です(笑)

O様とのお付き合いを今後20年、25年と続けられるよう、私も営業力からコンサルティング力強化へ日々勉強あるのみです。

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