不動産仲介は段取り力が重要


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本日、11月下旬に新築アパートのご契約をいただいたお客様の融資借入のための金銭消費貸借契約を銀行で行いました。

ご契約いただいた時点でアパートの敷地はまだ更地の状態、
お客様は中部地方にお住まいの方で、底堅い需要の望める関東の一棟アパートをご購入いただいてましたが、
ご購入の契約の際は私がご自宅まで車で弾丸出張しておりました。
運転で合計8時間近く…死にそうでした

今回はお客様の東京出張のタイミングに合せ、銀行との金銭消費貸借契約をセッティング、
その場に司法書士も同席させ、決済の際に必要な委任状等を事前に取得、
決済時に必要な振込伝票等も本日時点で全て作成いたしました。

決済(残代金の授受と物件の引き渡し)は約2週間後の予定ですが、
ゴールデンウィーク前の貴重な平日にお仕事を休んで中部地方から再度お越しいただくわけにもいきませんので、
事前に買主様に行っていただく事務手続きは本日全て完了させました。

金銭消費貸借契約完了後はアパート現地に一緒に移動し、出来上がった建物をご確認。
ただし、現時点では売主様と施工業者との間の建物チェックが完了していないので、
買主様には簡単な確認のみを行っていただき、売主様チェックが完了した段階で、
4月20日に今度は私と管理スタッフとで建物完成チェックを行います。

建物に関しては素人である買主様がチェックを行うのにも限界がありますし、
ご自身がお住まいになるご自宅というわけでもありませんので、
仲介者で建物チェックにも慣れた私(住宅診断士の資格も持っています。)と
今後、建物の賃貸管理を行うスタッフ数人が一気に手分けして各お部屋をチェックする、
その方が効率的ですし、お客様にもお手間がありません。

その他、清算金、登記費用等も本日ご案内し、決済日前日までに各所へ買主様よりお支払いいただく、
そうすれば決済時は金融機関から残代金を売主様に振り込むだけ、と至って単純なお金の流れで、
買主様のお立ち会いなく決済が完了します。

段取り、調整、事前手配、確認作業、これを常に先回りして行い、
全ての関係者に対してコンダクターとしての役割を担う。

不動産コンサルタントに求められる能力って、これが一番だよなぁ…
といつも考えて仕事しています。

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