不動産売却を判断する見極め


以下のブログ記事とは関係ありませんが、BARで飲みながらブログ書いてますw

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不動産会社間の物件情報サイト「レインズ」へ私が担当で登録した売り物件(賃貸中オーナーチェンジの区分ワンルームマンション)に対して、早速本日 “購入したい” というオファーが口頭ベースですが入りました。

あまり不動産取引(特に自己保有物件の売却)の経験の無い方の場合、“そんなに早く売れてしまうものなの?”と感じられるかとも思いますが、実際売れる時ってそんなもので、単価の安い区分ワンルームマンションは特にその傾向が強いです。

“昨日売り出した物件に今日お申し込みが入った”なんてケースの場合、そのほとんどが『その物件限定で探していて、毎日のように物件情報をチェックしていた』なんてお客様からのお申し込みです。
そうでなければ、それだけ早く判断するのも難しいです。

となると、そのお客様は “良い条件で買っていただけるお客様” であることは間違いなく、本日のお客様もまさにそうでした。

今回の売り出し物件の場合、売主様に “短期間で資金化しなければならない” 等のご事情はありませんでしたので、売り出し価格の設定は “これで売れればラッキー”くらいのチャレンジ価格で設定していったため、お申し込みをいただいた価格には多少の値下げ交渉があります。

我々、不動産売買を生業にする人間にとっては “こんないいお申し込みはない、絶対に売りだ” となりますが、
これが物件を所有されている売主様の立場になると “こんなに早く申し込みが入るのであれば、もう少し様子を見た方が良いのではないか?” と考えてしまう、これが人間心理というものです。
(売り出し金額がチャレンジ価格で高い、と理解していても…です。)

あくまでも売却を判断されるのは売主様、私は売主様に仲介業務と的確なアドバイスをする立場のコンサルタントですので、そこは当然売主様のお考えを尊重しつつ、話の展開も想定の範囲内ですので、しっかりと “このお客様を逃すと今後これと同等の条件で売却できる確率が低くなるか” ということをご理解いただける案件例と数字を用意し、売主様との相談に当たりました。

遠方にお住いの売主様のため電話でのご相談となりましたが、最終的に売主様にいただいた言葉は
「じゃぁ、やっちゃいますか」

その言葉をいただいた瞬間、私もすかさず「ありがとうございます。」とだけ言い、その後は粛々と今後の手続きのお話に…

お客様が一旦判断されたら、そのあとは難しい話は要りません。

今後スムーズな流れでご契約、お引き渡しまで進めていく、最終的なゴールまで気を抜くことはできません。

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