実家相続登記の際の登記費用領収書
不動産ランキング
本ブログでも何度かご報告しております、私の広島にある実家等の相続登記がようやく完了致しました。
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①実家の相続登記
②実家の相続登記の状況報告
曽祖父(ひいおじいさん)の名義のままになっていた実家の土地計12筆(実家敷地以外、ほとんどが二束三文の畑です。)、実家建物1棟の名義を私の父親名義に変更するため、曾祖父からの家系図を遡り、特定した相続人は約20人。
その約20人から私の父に相続させる旨の遺産分割協議書に実印押印いただき、印鑑証明を添付いただいて…
ことを始めるまでは、気の遠くなるような手間と時間と労力が掛かるであろう…
と考えていましたが、相続人の皆さんから快く承諾をいただき、想像以上に早く手続きが完了しました。
曾祖父が一番最初の土地を購入した日付から今年で99年目、何とか三桁になる前に決着です(笑)
不動産を扱うプロフェッショナルとして、今回の手続きは私が全面的に指揮を取るような形で進めていきましたが、ことがスムーズに進んだ一番の要因は
“父がこれまで40年以上、田舎の本家である実家を守ってきたこと”
私の代になっていたら、心で解決できる問題ではなく、判子代等のお金でないと解決できない問題になっていたはずです。
ゴールデンウィーク休暇中も決済、売却物件ご案内立会と業務があったため、実家に戻れず、本日ようやく父親の手元に相続登記が完了した登記識別情報(昔の権利証)を届けることが出来ましたが、電話をしたところ泣きながら「ありがとう」と言ってくれました。
自分の実家だからここまでのことが出来た…
というところが正直なところかもしれません。
実際、この相続登記、名義書き換え等の業務は手間のかかる割にビジネスとしては利益につながりません
今回の件で、私の不動産コンサルタント、相続アドバイザーとしての経験値もよりUPしました。
この経験を、日々の業務でお客様の問題解決に活かしていければと思います。