本文とは全く関係ありませんが…少し前に参加したセミナーでお会いしたミス・インターナショナルの方と記念撮影
不動産ランキング
定休日の水曜夜は必ず近所の区営スポーツセンターでトレーニングに励む私です。
本日もいつも通り20時過ぎに更衣室に到着したところ、40歳前後くらいの一人の男性が携帯で何かしらの業者さんらしき人と会話をしていました。
着替えをしながら、別に注意して聞くでもなく、耳に入る話を聞いていると…
「いやぁ… それは分かっているんですけども、かくかくしかじか…という事情で…。」
何となく気になって電話で話している内容を聞いていましたが、要約するとこんな話でした。
“こんな古い時計を修理したところで、費用も掛かるし、すぐに動かなくなる。”
おそらく上記が上段の「それは分かっている」の内容かと…
95歳のお祖父さんが数日前に施設に入った。
年齢的に本人も家にはもう戻ってこれないことは分かっている。
施設から2~3ヶ月後に一時帰宅ができた際に、動いている時計を見れば、お祖父さんも納得して自宅を処分できると思う。
私の妄想も入っているので(笑)、多少美化した話になっているかもしれませんが…
他人の相続に関する相談を仕事としてお受けする人間として、
“人間は気持ちで動く生き物である”
ということを十分理解しておく必要がある。
もしも、私がこの方の相談をお受けしたとして、ご自宅にご相談に伺った場合に、その時計の存在に気が付けるだろうか。
「立派な時計ですね。この時計はいつからここに置かれているんですか?」
この一言が言えるか言えないかで、不動産コンサルティングの方向性も変わってくるはずである。
目先の数字の欲しさや、こちらの都合に合わせようとする提案であれば、お客様には響かない。
いい意味で相手の懐に入り込んで気持ちを動かし、なおかつプロとして損をさせない提案をする。
それが目指すべき相続不動産コンサルなのかなぁ…
なんて考えながら30分間、トレッドミル(チマタで言うルームランナーね。)で走ってました。
今日も美味しいビールが飲めそうです(笑)